昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポート,書き出しに関して、生じがちな次の疑問3つを解明していきましょう。
昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートの書き出しを書く順序
さて、昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートを書き進める上で、安心できる事実をお知らせしましょう。受験するパターンにおける下書きの書き出しや、期日まで提出するパターンに限った例とはなりますが、「書き出し」が決まらないうちは先に進めない―という訳ではないという事実です。
論文の下書きは文書作成ソフトで作成するのが一般的ですから、所定の字数から書き出しに使用する字数を保留にして、それ以外の部分から書き始れば良いわけです。
昇進論文,書き出しで迷ったら……|昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートに合格できる書き方
もし、あなたがお風呂に入ったら体を上から下へと洗う、あるいは、食事は端から食べるという、ごく当たり前を習慣づけている方ならば、とりあえず「書き出し」を抜かして書くという方法は、無作法っぽく感じるかも知れません。しかし、それが「書き出し」で悩んでいる人にとっての近道となる書き方だとしたら、迷わずそうするでしょう。
とりあえず抜かして書くにしても、「書き出し」の書き方が分からない—そんな方は以下を読み進めてください。
昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポート書き出しの巧拙が採点に与える影響
初対面の人に会ったとき、私たちはまず顔を見ます。動物についても、植物に対しても同様です。例え優雅な尻尾がゆらめく猫であっても、まず顔に目が行くはずだし、花が咲いている植物に対して「きれいな花!」と言うことはあっても、花を差し置いて「きれいな茎!」ということはまずありません。
初めて訪れるインターネットのサイトや、手にした本を引き続き見続けるかどうかを判断するときも同じです。まず、ページの冒頭から順に見て行きます。書き出しの表現や内容に興味を覚えると読み進め、そうでないとそれ以降の書き方もつまらなそうと見限り、そこで閉じてしまいます。
このため、採点者が昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートの書き出しを読むときも、そのような扱いをされるのではないかと怖れているかも知れません。
その点は安心して大丈夫です。論文,小論文,レポートの採点者による採点は業務の一環なので、一定の採点基準に基づいて行なわれます。その結果を上席者に文書で回す必要があります。また、採点者は複数で構成されることが一般的なので、「書き出しを読んで拙いとわかったので、それ以降の回答は見ない」という採点のやり方は、採点者がワンマン社長だけという例以外では、一般的にはあり得ません。
しかし、採点基準の項目として「文章の分かりやすさ」は含まれていますし、「全体の印象」という項目が含まれる場合もあります。このため、何を言わんとしているのか不明とみられてしまうような書き出しの場合は、採点が辛くなるかも知れません。
昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートの採点者を惹き付ける書き出し内容を、一般社員の私でも書くことが出来るの?
それでは、どのような書き出しであれば、採点者にアピールできる回答になるのでしょうか?
昇進論文,書き出し,内容で採点者を惹きつける|昇進試験,昇格試験の論文,小論文,レポートに合格できる書き方
一次採点者は採点を担当する人事部門の一般職やアウトソーサーであっても、試験論文の回答は管理職、トップマネジメントへと上がっていきます。
管理職やトップマネジメントは昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートで何を知りたいかというと、回答者である第一線の社員が何を考え、何を問題にし、どう解決していくかという展開です。プレイングマネジャー・クラスの管理職もいるかも知れませんが、会社が大きくなるほど現場の最前線で起きている生の情報に接する機会は減ります。一方、一般社員は管理職やトップマネジメントに接したり、会話をしたりという機会は少ないことでしょう。また、年齢的にも近くはないはずです。
以上の状況を考え合わせると、一般社員が回答した内容のうち、管理職やトップマネジメントが惹き付けられるのは、次のような書き出し内容といえるでしょう。
採点者、特に役員や社長が……
①関心を持っている内容、担当業務の状況。流行、あるいは時代感覚
②知らない内容、現場の担当者だからこそ得られる内容や視点
③未体験の斬新な経験
これらはすべて、ふだん現場仕事をしている一般社員のみが接し、集めることができ、会社経営にプラスとなり得る情報です。
以上、昇進論文,昇格試験の論文,小論文,レポートの書き出しを書く順序、書き出しの巧拙が採点に与える影響、採点者を惹きつける書き出し内容、についてお話をしました。
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