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幼稚園,保育園,卒園式の保護者代表謝辞挨拶,例文活用法から用紙への書き方まで

更新日:

幼稚園や保育園の卒園式で保護者代表として謝辞を読み上げ、スピーチ挨拶することになりました。だけど、原稿の書き方がよく分からないという父母の方たちのために、まず卒園式謝辞保護者代表挨拶の例文を掲載します。

卒園式謝辞保護者代表挨拶の例文

     謝 辞

卒園児の保護者を代表して、お礼の言葉を述べさせていただきます。
やわらかな春の日差しを感じる今日の佳き日に、心温まる卒園式を催していただき誠にありがとうございます。
ご来賓の皆様には、ご多忙にもかかわらずご列席いただきまして、誠にありがとうございます。園長先生をはじめ諸先生方には、入園式の日から今日までお世話になり、卒園児ならびに保護者一同、心より御礼申し上げます。

振り返ってみますと、入園当初は人様に託して大丈夫だろうかと心配なほど幼く、泣きじゃくっていたわが子でした。毎朝先生方に温かく迎えていただき、お友だちと楽しく過ごせることが分かってくると、毎日の登園を待ち望むようになりました。我が子が三年間でこんなにも大きく成長するとは、父兄の誰が想像できたでしょうか?

保育園では沢山の行事がありました。親子で参加した遠足、真剣なまなざしでアトラクションを練習して迎えた運動会、父母の心配を余所に一晩で逞しくなり戻ってきたお泊まり保育、笑顔でお遊戯したクリスマス発表会、園から与えていただいた経験や機会が子どもたちを大きく成長させてくれました。
みんなの元気なご挨拶や歌声がいつも響いていた思い出いっぱいの園舎とも、今日でお別れです。四月からはみんな小学生になります。卒園児たちは○○保育園で得たものを大切にして、新たに小学校生活を送りたいと思っております。園生活のあらゆる場面で温かく、また厳しく見守って下さいました園長先生はじめ諸先生方に心より感謝申し上げます。

最後に○○保育園の今後の益々のご発展と、皆様方のご健勝をお祈りいたしまして、卒園児保護者一同からの感謝の言葉とさせていただきます。
      令和○○年○月○日
○○保育園 卒園児保護者代表 □□□□

構造が分かりやすいように、シンプルな卒園式謝辞保護者代表挨拶の文例を示しました。書き方の内容や詳細については、これ以降に詳しく述べていきます。

なお、言うまでもなく幼稚園に勤務するのは幼稚園教諭で、保育園に勤務するのは保育士ですが、どちらも「先生」と呼ばれるのが通例になっていますので、このページでもそのように記してあります。

さて、文例をご覧になって少し雰囲気が分かってきたところで、さらに挨拶文原稿のお悩み解決に結びつくように、次の段階では卒園式の式次第を観ます。
卒園式という式典全体のなかで、保護者代表の述べる挨拶がどのような位置づけなのかを知ることで、謝辞のなかに記すべき内容が把握できることでしょう。

卒園式の式次第

卒園式の式次第を観てみましょう。

1.卒園児入場
2.開式の言葉
3.園歌斉唱
4.保育証書授与
5.園長先生の挨拶
6.来賓祝辞
7.祝電披露
8.保護者代表謝辞
9.在園児お祝いの言葉
10.歌やアトラクション
11.担任先生お祝いの言葉
12.卒園児お礼の言葉
13.花束または記念品贈呈
14.閉式の言葉
15.卒園児退場

以上のプログラム通りに全部の項目を執り行う卒園式もあれば、部分的に省略されたり、形式的に行なわれたりする項目もあります。なお、どの卒園式でも必ず行なわれる項目は太字で記しました。

これらスケジュールを詳しく観て、パート分けしてみます。

1.卒園児入場
2.開式の言葉
3.園歌斉唱
4.保育証書/終了証書の授与
ここまでは、形通り来ます。

5.園長先生の挨拶 園内部の大人から卒園児と保護者へお祝いのスピーチ
6.来賓祝辞 園外部の大人から卒園児と保護者へ祝辞
7.祝電披露 園外部の大人から卒園児と保護者へ祝辞
8.保護者代表謝辞 園内部の大人から園内部の大人へ感謝のスピーチ
この部分は、大人が行なう挨拶。

9.在園児お祝いの言葉
10.歌やアトラクション
11.担任先生お祝いの言葉
12.卒園児お礼の言葉
13.花束または記念品贈呈
この部分は、在園児と卒園児メインのやりとりやご挨拶です。

14.閉式の言葉
15.卒園児退場
この部分は、結び。

というブロックに分けることができます。

なお、式次第が書かれたスケジュールの用紙は、これまで園から渡された文書と同じく担任の先生が手作りし、表紙のデザインから飾りまでかわいい雰囲気で、思い出に残るような作り方もあれば、テンプレートの中に文字が印刷されている場合もあり、園によってそれぞれです。

卒園式の保護者代表謝辞とは?

さて、保護者代表が卒園式謝辞の中で述べる内容を掘り下げて、考えていきます。
その前に基本に立ち返り、「卒園式」と「謝辞」について、その意味をおさえておきましょう。

卒園式とは、幼稚園や保育園を卒園するにあたって行われる式典です。
そこで保護者代表が述べる感謝の言葉、記された挨拶文が「謝辞」です。

卒園式に保護者代表として列席し、なおかつ父母代表の謝辞としてスピーチ挨拶する役目になると、相応しい服装や髪型ってどんなのとか、スーツにしようか着物にしようかとか、保護者代表というイメージに合うバックを持っていないなど、あれこれと迷ってしまうものです。ママの場合は他のママからの目もあるので、なおさらです。

しかし、それ以上に頭を悩ませていたのが、この保護者代表謝辞のスピーチ原稿ではないでしょうか?
ここまで分かれば抑えるべきポイントが把握でき、ぐっと不安が少なくなることでしょう。

思わず涙する感動的な卒園式謝辞の書き方とは?

過年度の保護者代表謝辞を聞いて列席者が感動をおぼえ、中には泣く保護者も居たという場合には、今回、保護者代表を務める立場となれば、かなりプレッシャーを感じておられるかも知れません。

ここで、「感動」という言葉が、どのようなシチュエーションで使われるか見てみましょう–「深い感動を覚える」「名曲を聞いて感動する」「 感動的な場面にでくわす」などですね。
このように「感動」とは、美しいものやすばらしいことに接して強い印象を受け、心を奪われることや深い感銘を受けて、強く心を動かされることを言います。

つまり、「感動」とは、感情、情動、気力などを含むまとめ的なことばであり、心のはたらきを「意」「知」「情」に分類した場合は、特に「情」の部分に働きかけて喜びや興奮といった感情を喚起するということが分かります。

このため、いくら感動をよび得るような謝辞原稿であっても、棒読みだったり、読み上げる間合いがもどかしかったりすると、別の意味で涙を誘ってしまいます。
また、列席者に感動を与えることだけを追求すると、結果は思わしくありません。
なぜかと言うと、感動を与える謝辞は、記されている内容としては誇張した表現や過剰な修飾などではありません。幼稚園や保育園生活の中で起きた事実やエピソードをどのような切り口でとらえどんな順序で述べるかとか、決してスピーチのプロではない保護者代表が、考え練り上げた挨拶原稿を懸命に読み上げる姿など、さまざまな要素が合わされた結果、聞き手に受け取られて評価され、特に情動的な訴求力を持つ、あくまで結果として感動を与えるものだからです。

このようなことから、「感動し涙したという卒園式謝辞の例文をインターネットや本から拾って来て、そのまま使えるという発想は、早めに改めたほうが良いかも」と気づかれることでしょう。

卒園式の謝辞を誰が読むかというと保護者代表であり、聞くのも園での生活を同じくしてきた保護者や先生方、園児たち、そして、一般的には子育ての経験がある世代の来賓です。
感動を与え涙する卒園式謝辞とは特別なものではなく、子育てに関する苦労や時間のやりくりという体験やシーンの共有だったり、先生方の心配りという事実やエピソードを、心から感謝を込めた読み方で披露し、参列者たちがそれに共鳴する場の力だったりします。

卒園式保護者代表謝辞の例文をひねって感動を誘う挨拶に!

そうは言っても、何もない段階から謝辞を作文していくのは、とても大変なことです。例文はすでに示しましたが、幼稚園や保育園に相談すると、過去に保護者代表が収めた謝辞スピーチをサンプルとして見せてもらえることがあります。逆に個人情報厳守という立場を優先にする園では、見せてもらえない例もあります。

見せてもらえた場合、文例を書いた父兄の年次が近いと先生方の記憶に新しかったり、記している内容や書き方はとても参考になるけれど、書いた人を知っていたりして「真似した!」と言われてしまいそうで、それはそれで参考になるような、ならないような例文もあります。

保育園側が例文として見せるということは、「あくまでそのような内容を含んだ謝辞を作文して欲しい。」という意味合いがあります。複数のサンプルを見せてくれた場合、保育園としては「どの謝辞が感動した!」とか「この謝辞の書き方が良い!」などというコメントは立場上言えないので、近年の挨拶謝辞をいくつか出してくるのでしょう。

しかし、たいていの場合、提出された謝辞をみると、どのような内容が含まれているか、それらがどういう順序で書いてあるか分かりますので、とても参考になります。まさにその園に通って起きた事実を基に書かれているので、本やインターネットから拾える文例の比ではありません。
そのまま使える訳ではないにしても、参考になる文例もあります。

幼稚園,保育園,卒園式の保護者代表謝辞挨拶,例文活用法のまとめ

卒園式保護者代表謝辞挨拶においても、文章を四段で構成する「起承転結」が広く使われています。おおよそ次のような書き方になっています。

起:謝辞の冒頭
時候の挨拶で書き出し、卒園式を迎えることができた感動を表現。

承:入園式から卒園式まで時間の移ろいの中、園での生活・行事によって得られた効果や幼稚園児,保育園児としての成長。

転:子どもたちが園生活を送るなかで行なわれた運動会やお泊まり保育などの行事で生起したエピソード。

結:結びの言葉。内容・行事を遂行してくれた先生方や関係者へのお礼・ねぎらい。
尽力に対する感謝の言葉。先生方や関係者の健康を祈念。

卒園式の保護者代表謝辞挨拶として書くべき内容を把握し、例文を活用して、ご自身の謝辞挨拶を作りあげるにあたってのまとめとして、動画に要約してみました。

《幼稚園,保育園卒園式保護者代表謝辞挨拶の例文にみる書き方と文章構成》

卒園式謝辞用紙への書き方

以上のように原稿が完成したら、和紙製の式辞用紙へ毛筆で書き記します。
上包みは奉書紙を使用しますが、市販の式辞用紙にはたいてい付属しています。

冒頭に記す季節の挨拶から、文字数、構成、句読点の打ち方、毛筆による清書まで、謝辞原稿の書き方でお悩みが生じたら、どの段階からでもプロのハートとノウハウで添削や補筆し、一緒に謝辞原稿を作成して完成へと結びつけます!
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